東京都渋谷区のカツアゲで逮捕 少年事件・恐喝事件は弁護士に相談
東京都渋谷区のカツアゲで逮捕 少年事件・恐喝事件は弁護士に相談
高校2年生のAくん(17歳)は、友人Bくんと一緒に、東京都渋谷区のゲームセンターに来ていたVくんを人気のないところに呼びつけ、「ゲームする金をくれないか」「金を出さないと殴るぞ」と脅し、カツアゲ行為をしていました。
Vくんは殴られるのは避けたいと思い、Aくんらにお金を渡し、その足で警視庁渋谷警察署にカツアゲの被害を相談しにいきました。
後日、捜査によってゲームセンター内の防犯カメラによりAくんらのカツアゲ行為が見つかり、Aくんらは恐喝罪の容疑で逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)
~恐喝罪と少年事件~
恐喝罪は、反抗を抑圧するに至らない程度の脅迫又は暴行を加え、金銭や財産などを脅し取ることで成立する犯罪のことをいいます。
恐喝罪の具体例は、いわゆる「カツアゲ」のように、人を脅してお金を支払わせる場合です。
では、事例のAくんらのようなカツアゲ事件の弁護を弁護士に依頼した場合、どのような弁護活動があるのでしょう。
①示談
被害者のいる事件では被害者の被害感情・処罰感情が重要視されるため、被害者の方と示談をすることが重要です。
まだ警察に被害届が提出される前であれば、被害届の提出を阻止し、警察の介入を阻止して、事件化を防ぐことができます。
また、警察に被害届が提出されてしまった後であったとしても、少年による恐喝事件においては、示談をすることによって、審判不開始や不処分、保護観察処分を獲得する可能性を高めることができるのです。
少年による恐喝事件では、被害弁償や示談の有無及び被害者の処罰感情も少年の処分に影響しますので、弁護士を介して迅速で納得のいく示談をしておくことが重要です。
身柄拘束されている事件では、示談をすることで釈放される可能性もありますので、示談成立によって早期の学校復帰・社会復帰を目指すことができます。
②環境の整備
少年が、非行グループの一員としてカツアゲ事件を起こしたような場合には、グループから離脱することが必要です。
交友関係が恐喝事件の引き金になった場合は、交友関係の見直しを含めた生活環境の改善が必要となってきます。
生活環境を立て直すためにはご家族の協力が不可欠ですので、ご家族でお子様の環境の整備を図っていく必要があります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門で取り扱っている法律事務所です。
お子様が恐喝事件で逮捕されてしまいお困りの方、示談をお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までお問い合わせください。
(警視庁渋谷警察署への初回接見費用:34,900円)