愛知県豊川市の特殊詐欺の少年事件で逮捕 全国展開で連携された刑事弁護活動

2018-03-31

愛知県豊川市の特殊詐欺の少年事件で逮捕 全国展開で連携された刑事弁護活動

大阪府在住の19歳のAくんは、高校時代の先輩に割の良いバイトがあると誘われ、いわゆるオレオレ詐欺の受け子のアルバイトをしていました。
受け子のアルバイトで、Aくんは新幹線で移動し、メールで指示された、愛知県豊川市の70代のVさん宅へ、現金100万円を受取りに行った際に、愛知県豊川警察署の警察官に詐欺未遂罪の容疑で現行犯逮捕されてしまいした。
(フィクションです。)

~特殊詐欺と少年事件~

特殊詐欺とは、電話などを使って、不特定多数の人から金品をだまし取る詐欺のことをいいます。
たとえば、「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」「融資保証金詐欺」「還付金等詐欺」などが特殊詐欺と呼ばれています。
特殊詐欺などの組織的な詐欺事件では、共犯者がいるため逮捕されやすいと言われています。
多くの人間が関わる特殊詐欺事件の捜査には、時間を要することが多いため、勾留による身体拘束がなされ、かつ勾留機関も長くなる傾向があります。
つまり、少年に限らず、逮捕された場所が自宅から遠く離れた地だとしても、逮捕された地でしばらく身柄拘束される状況になります。
なお、上記事例のAくんのような少年事件の場合、家庭裁判所へ送致されます。
送致される家庭裁判所は、逮捕された少年の自宅がある場所の家庭裁判所であることが一般的です。

両親のいる土地から遠く離れた土地で少年が逮捕・勾留されてしまった場合、両親が頻繁に面会に行くのも難しいと思います。
逮捕されてしまった少年は、両親と遠く離れた見知らぬ土地で孤独で心細いまま、多くの時間を「取調べ」に費やされることになるため、心身ともに擦り減ってしまうおそれがあります。
そうした状況に置かれている少年にとって唯一頼れるのが弁護士です。
弁護士は、少年の味方として付き添って、少年の話を聞いたり、社会に戻る環境を整えるお手伝いをしたりすることができます。
少年が逮捕・勾留された場所、送致された家庭裁判所がある場所で同じ法律事務所の一貫した弁護活動、付添人活動が受けられることは少年にとって大きなメリットとなります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、全国に9つの事務所を有する刑事事件・少年事件専門の法律事務所です。
突然、お子様が逮捕されてお困りの方、自宅から離れた場所での弁護活動をどのようにお願いすべきかご心配な方は、ぜひ弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで相談ください。
愛知県豊川警察署への初回接見費用:41,500円

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