ご挨拶・弁護士紹介

ご挨拶

弁護士法人あいち刑事総合法律事務所の「少年事件・少年犯罪弁護サイト」をご覧いただき,誠にありがとうございます。
 
この「少年事件・少年犯罪弁護サイト」は,少年事件・少年犯罪でお困りの方とそのご家族様のために,少年・少女の更生と冤罪撲滅を目指して作られたものです。
少年事件・少年犯罪については、少年法等の適用によって、成人の刑事事件と手続きや処分に大きな違いがあります。
このサイトでは,少年事件・少年犯罪の刑事手続,保護手続に焦点を当てて説明することで,少年事件・少年犯罪の当事者やご家族様など少年事件・少年犯罪に関わった関係者の皆様が,少しでも少年事件・少年犯罪についての理解を深めていただければという思いを込めて作成されています。

現行の少年法は,昭和23年に成立して以降,度重なる改正が行われておりますが,その内容の多くが少年の厳罰化に向けた改正ということができます。
平成26年改正においても,少年に対する不定期刑の上限を引き上げるという少年の厳罰化に向けられた内容の改正が行われました。
このような少年事件・少年犯罪の厳罰化の背景には,平成12年頃に「キレる17歳」という言葉が生まれて以降現在に至るまでの、少年事件・少年犯罪に関する報道の影響があるように思われます。
近年のマスメディアによる報道では,少年が犯した罪の残虐性が注目され,「少年事件が増えている」「少年犯罪が凶悪化している」という印象を視聴者に与える内容の報道がされる傾向が見受けられます。

その後,令和4年4月から,特定少年という分類が設けられ,18歳,19歳の少年については,少年法の適用はありつつも,検察官に送致して刑事処分を受ける対象となる事件が増加しました。

一方で少年法は,「少年の健全な育成を期し,非行のある少年に対して性格の矯正および環境の調整に関する保護処分を行うとともに,少年の刑事事件について特別の措置を講ずることを目的とする」と規定しており(少年法1条),犯罪・非行という過ちを犯した少年に対しても,その可塑性(少年は人格的に発展途上であり,その未熟性,柔軟性ゆえに,適切な教育,処遇によって更生することができるということ)を信じ,少しでも早く立ち直ってもらおうという保護主義の理念を定めています。

上記少年法の理念を実現させるために、私ども弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、創立以来,刑事事件・少年事件を専門的に取り扱う法律事務所として,数多くの少年事件の弁護活動に取り組んでおります。
少年事件・少年犯罪の当事者になってしまってお困りの未成年者の方,子供が警察などの捜査機関から犯罪の容疑をかけられて不安や心配をお持ちのご家族様,そのような未成年者やご家族様の法的サポートをするのが私どもの仕事です。
少年事件における弁護士の役割は,少年とそのご家族と一緒に少年の今後の更生を考えることです。
「一緒に考え,一緒に道を切り開く」。
これが,当事務所の変わらない弁護方針です。

少年事件・少年犯罪の当事者やそのご家族様,どうか一人で悩まずお気軽にお電話ください。 あなたの為に,スタッフ一同全力でサポートさせていただきます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 代表弁護士 則竹理宇

 

 代表弁護士 則竹 理宇(のりたけ りう)

弁護士会 愛知県弁護士会
所属   刑事弁護委員会、犯罪被害者支援委員会、刑事弁護フォーラム
出身   千葉県
経歴   青山学院大学 卒業
 日本大学法科大学院 修了
趣味   サイクリング、落語、読書
座右の銘   Cool Head, but Warm Heart

 

 

【略歴】 

私は、千葉県で生まれ育ちました。青山学院大学で英米文学を専攻し、文学を通じて人と人とが密接に関わる仕事に興味を持ち、弁護士という資格に魅了されました。

一から法律の勉強を重ね、日本大学法科大学院に進学し、司法試験に合格。司法試験合格後、刑事事件を専門に扱う法律事務所に入所し、刑事事件、少年事件を専門的に取り扱ってきました。入所後まもなくして任された強姦事件では、ご依頼者の方が逮捕され、そのままでは会社をクビになって刑務所に入らなければならなくなる可能性が極めて高い緊迫した事件でした。私は、すぐに被害者の方のもとへ示談交渉に行き、何度も交渉を繰り返した末、示談を成立させることができました。結果、ご依頼者の方は留置場から釈放され、会社をクビにならずに社会復帰を果たすことができました。そこから本日まで数えきれないほどの刑事事件・少年事件を扱ってきました。

手がけた案件は、痴漢や盗撮や強姦などの性犯罪事件が多く、その他、飲酒運転や交通事故などの自動車事件、覚せい剤や大麻などの薬物事件、暴行や傷害などの暴力事件、詐欺や窃盗などの財産事件など多岐にわたります。また、裁判員裁判事件もいくつか手がけました。日本の裁判員裁判事件では、一般的に執行猶予判決を獲得するのはかなり困難といわれていますが、無事執行猶予を獲得することができ、ご依頼者の方は社会復帰されました。

得意分野は、「刑事事件ならどんな案件でも!」、という意気込みで弁護をしています。趣味は、読書と、映画やDVD鑑賞です。法廷ものやサスペンスが特に好きです。また、散歩によく出かけます。裁判前は散歩をしながら弁論の構成を考えたりします。頭がリフレッシュされていい考えが浮かんだりします。「勝訴の秘訣」とまでは言いすぎですが、私の一日で一番好きな時間かもしれません。座右の銘はイギリスの経済学者アルフレッド・マーシャルの言った「Cool Head, but Warm Heart」です。

 

 

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