少年事件の勾留・接見禁止には弁護士を~福岡県糟屋郡で逮捕されたら

2017-11-11

少年事件の勾留・接見禁止には弁護士を~福岡県糟屋郡で逮捕されたら

福岡県糟屋郡の私立高校に通うAさん(15歳)は、友人3人と共に路上駐車してあった車の窓を割り、現金10万円の入ったバッグを盗んだ。
その後、Aさんは福岡県粕屋警察署に器物損壊罪及び窃盗罪で逮捕された。
Aさんが勾留されたことを知り、Aさんの両親はAさんに会うために警察署に行ったが、接見禁止の為会えないと言われた。
どうしてもAさんに会いたい両親は、少年事件に精通した弁護士に相談した。
(このストーリーはフィクションです)

~少年事件における身柄拘束~

少年事件でも、成人の事件と同様に、少年に逃亡のおそれや罪証隠滅のおそれがあると判断された場合には、逮捕勾留をされることがあります。
そして、逮捕の段階では弁護士しか少年と接見することが出来ません。
また、送致され勾留の段階になったとしても、特に共犯者がいるような事件や、本人が容疑を否認している事件では、罪証隠滅や口裏合わせを防ぐために接見禁止が付くことが多く、その場合家族が接見(面会)できないケースもあります。
このような身体拘束を受けることによって、精神的にも肉体的にもまだ未成熟な部分の多い少年が受ける負担は計り知れませんし、身体拘束が長引くほど学校や職場に逮捕・勾留されていることが伝わり、退学や解雇と言った処分を受ける可能性も高まります。

そこで、弁護士は検察官に勾留請求をしないように、もしくは裁判官に勾留請求を却下するよう、書面や面接を通して働きかけ、接見禁止が付いている場合には、接見禁止の解除の申し立てを行い、家族との面会や手紙のやり取りができるよう求めていきます。
さらに、警察署の留置所で勾留をされている場合には、少年が他の収監者から悪い影響を受けないように、留置所ではなく少年鑑別所に収容するよう要求することもあります。

出来るだけ早い段階から弁護士が上記のような活動を行うことが、少年の身体拘束の解除もしくは負担軽減を図るために重要ですし、学校や職場への悪影響を避け、少年の更生と今後の長い人生に有益な事件解決に繋がります。
少年事件の勾留でお困りの方は、少年事件の軽軽豊かな弁護士が多数在籍する、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
福岡県粕屋警察署初回接見費用 3万7,200円

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