大阪の少年事件で逮捕 弁護士の活動により勾留決定を阻止

2016-08-05

大阪の少年事件で逮捕 弁護士の活動により勾留決定を阻止

大阪府大阪市北区内に住む少年A(16歳)は、ある日、路上を歩く女性の背後から突然抱き着き、着衣の中に手を入れ、胸などを触った容疑で、大阪府警大淀警察署に逮捕されました。
Aは高校の人間関係や勉強でのストレスでこのような行為をしてしまったと述べています。
Aさんは近々、定期テストなどが控えており、Aの母Bは早く身柄を解放してほしいと、少年事件に強い弁護士事務所の弁護士に相談に行きました。
(フィクションです)

勾留請求】
少年が少年事件を起こし、逮捕された場合、そのまま留置所等で身体拘束が続けられるか(勾留)、勾留にかわる観護措置をとるかを検察官に判断されます。
勾留される場合、10日~20日間身柄が拘束される可能性があります。
ですから、早く身柄を解放したい場合には、検察官に対して勾留請求をしないように働きかけたり、裁判所に対して、勾留決定を出さないように意見書を出す弁護活動を行います。

その際、大事になってくるのが、勾留要件を満たしているのか否かという点です。
勾留要件を満たしていないということを適切に主張できれば、検察官が勾留請求をやめたり、裁判所が勾留決定をしない判断を出します。

勾留の要件】
少年事件において、勾留が認められる要件は

①犯罪の嫌疑(罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由)があること
勾留の理由があること
勾留の必要があること
勾留するのがやむを得ない場合であること

です。
④の要件は、少年の勾留の場合に関わってくる要件です。

もっとも、いつどのような事実を主張すれば要件を満たしていないことを主張するのに効果かは個人では判断が非常に難しいです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件・少年事件専門ですので、適切なときに適切な事実を主張し、勾留請求に対して効果的な弁護活動を行えます。
大阪の少年事件で、逮捕後の勾留を防ぎたいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
大阪府警大淀警察署 初回接見費用:3万4800円)

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