神戸市の傷害致死事件 検察官送致を避ける弁護士
2015-10-11
神戸市の傷害致死事件 検察官送致を避ける弁護士
神戸市の18歳の会社員Aさんは、兵庫県警葺合警察署により傷害致死罪の容疑で逮捕されました。
同署によると、Aさんは、自宅で母親と口論になり、頭や顔などを何度も殴るなどの暴行を加え、約1時間後に母親が息をしていないことに気付き119番通報したそうです。
Aさんは、「口論となり殴った」などと容疑を認めているようです。
(フィクションです。)
~検察官送致とは~
警察や検察から犯人と疑われた少年は、家庭裁判所での少年審判の結果、非行事実と要保護性が認定されれば,刑罰ではなく,保護処分を課すことが優先されます。
しかし、家庭裁判所が送致された少年を調査した結果、保護処分ではなく刑事処分を科すことが相当であるとして検察に送致されることがあります。
これを検察官送致,通常,「逆送」といわれています。
逆送がなされると,成人の刑事事件と同様の手続きとなります。
つまり、この逆送されると成人と同じように、通常の裁判所で刑事裁判にかけられ、成人と同じ刑罰が科されます。
ちなみに、実刑判決を受けた後に収容される刑務所は通常の刑務所とは異なる少年刑務所となります。
逆送されると、少年にとって大きな不利益となります。
そのため少年の弁護士は、逆送をさけるよう活動していきます。
お子様が傷害致死事件を起こしてお困りの方は評判のいい弁護士が所属するあいち刑事事件総合法律事務所までご相談下さい。
初回は無料の無料法律相談や弁護士を警察署に派遣する初回接見サービスをおこなっています。
(兵庫県警葺合警察署 初回接見費用:37600円)
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