愛知の少年事件で逮捕 試験観察中の対応も指導する弁護士
愛知の少年事件で逮捕 試験観察中の対応も指導する弁護士
愛知県犬山市内に住む大学生A(18歳)は車を運転中、誤って人Vをひいてしまいました。
怖くなったAは、そのまま救護をせずに逃走してしまいました。
大怪我をしたVとその家族から被害届を受け取った愛知県警犬山警察署は、被疑者としてAを、自動車運転過失致傷罪、道路交通法違反の容疑で逮捕しました。
Aの母は、今後のことが気になり、少年事件に強い弁護士事務所の弁護士に相談へ行きました。
弁護士には「試験観察がつくかもしれませんね」と言われています。
(フィクションです)
【試験観察】
従前のブログにも書かせていただきましたが、試験観察とは、家庭裁判所が保護処分を決定するため必要があるときに、決定をもって、相当の期間、少年を調査官の観察に付すことをいいます。
試験観察には、在宅で行うもの以外に、寮などがあって住み込みで働ける職場などに委託して行う補導委託というものがあります。
【補導委託】
補導委託には、「補導のみ委託」と「身柄付補導委託」の2種類があります。
「補導のみ委託」とは、少年をそれまでの住居に居住させながら、保護司・児童委員などに補導を委託するものです。
一方の「身柄付補導委託」とは、少年を補導委託先の住所に居住させながら、補導を加えるものをいいます。
公的機関、私的機関は問いませんが、民間の篤志家に委託するのが大半とされています。
補導委託の際、実際にはほとんど後者がとられます。
試験観察期間後には審判が控えており、試験観察中の行動はその後の処遇に重要となってきます。
ですから、付添人たる弁護士としては、その期間もしっかりと少年が更生し、審判に挑めるように少年や保護者に働きかける必要があります。
また、補導委託がなされている場合、その関係先との連携も重要になってきます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件・少年事件専門であり試験観察中も少年と連絡を取り合うことで、しっかり更生し、それが裁判官に伝わり不処分となったこともあります。
愛知の少年事件で逮捕され、お困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警犬山警察署 初回接見費用:3万8100円)