滋賀の少年事件で逮捕 逆送後に執行猶予を目指す弁護士

2016-08-15

滋賀の少年事件で逮捕 逆送後に執行猶予を目指す弁護士

滋賀県大津市に住む高校生A(17歳)は、同級生のB(17歳)がAの友人をいじめているという噂を聞きました。
そこで、AがBを問い詰めたところ、開き直るような態度であったため、腹が立ち、Bを殴ってしまいました。
Bはよろめき後頭部を強く打ちつけ、Bは内出血で死亡してしまいました。
通報を受けた滋賀県警大津警察署は、Aを傷害致死罪の容疑で逮捕しました。
Aは逆送されることになりそうです。
Aの親は、なんとか執行猶予にしてもらうべく少年事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです)

少年事件での逆送
少年事件の少年は刑事罰が科されないのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、必ずしもそうとは限らず、逆送され起訴されれば、成人と同様に刑事裁判が開かれることになり、刑事罰が科されることになります。
通常の刑事裁判ですので、当然、執行猶予を求めることもできます。
では、執行猶予を獲得するためにはどのような事情を主張すべきでしょうか。

執行猶予
執行猶予は、前科のない者などについて、3年以下の懲役・禁錮または50万円以下の罰金を言い渡すときにつけることができます。
傷害致死罪の法定刑は3年以上の有期懲役ですから、しっかりと情状事情を主張していかなければ、執行猶予がつくことは難しいといえます。
例えば、少年の性格や年齢、境遇、犯罪の軽重、犯罪後の状況などを主張する必要があります。
また、犯行態様(犯行が悪質か否か)や動機(同情すべき点があるか否か)、示談などは締結しているかなども主張することが重要です。

逆送されて、刑事裁判となったとしても、執行猶予となれば、身体拘束なく日常生活を過ごせることになりますので、高校も戻って今まで通り生活を過ごすことができます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件専門であり、数々の少年事件も経験してまいりました。
逆送されて刑事事件となった事件も経験しております。
滋賀の少年事件逮捕され、執行猶予を獲得したいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
滋賀県警大津警察署 初回接見費用:3万6200円)

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