(逮捕)少年事件で選ぶ弁護士 調布市の児童自立支援施設

2017-02-08

(逮捕)少年事件で選ぶ弁護士 調布市の児童自立支援施設

Aくんが入所したのは、児童自立支援施設と呼ばれる場所です。
Aくんの非行の原因は、母親のネグレクト(育児放棄)にありました。
Aくんは、昨年、本屋で万引き事件を繰り返したとして、警視庁調布警察署逮捕されていました。
(フィクションです)

~児童自立支援施設とは~

少年事件は成人の事件と異なり、公開の裁判等がないため、なかなかその手続きが分かりにくいと思います。
特に、少年審判についてご存じの方は、少ないでしょう。
そこで今回は、少年審判で下される処分の一つについてご紹介したいと思います。

実は、少年審判で家庭裁判所が下す処分は、少年院送致だけではありません。
以下では、児童自立支援施設への送致という処分について、ご紹介したいと思います。

児童自立支援施設送致とは、少年を更生させるために、少年を児童自立支援施設で指導等をする、という措置です。
児童自立支援施設とは、不良行為をし、またはその恐れがある児童などに対して必要な指導を行い、自立を支援する施設です。
これらは、福祉施設ですので、矯正施設である少年院とは、本質的に異なります。

そのため、施設内での処遇にも違いがあります。
児童自立支援施設では、原則として鍵のかけられた部屋に入れられたり、施設の門扉が施錠されたりすることがありません。
こうした処遇の違いなどからもわかるように、施設内に入るのは、少年院送致が選択される少年らよりも非行性が進んでいない少年らです。
しかし、家庭環境に問題があるようなときは、施設に入らなくてもいいような場合でも、児童自立支援施設送致を選択される可能性があります。

少年審判でいかなる処分を受けるかは、少年やご家族の生活を大きく左右します。
少年事件で弁護士をお探しの場合は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。
少年やご家族が希望する処分となるためには、できるだけ早い段階から、弁護士のサポートを受ける必要があります。
たかが万引き事件だ、などと思わずに、まずはご相談ください。
警視庁調布警察署への初回接見費用や、初回無料法律相談のご予約は、0120-631-881まで、お電話ください。

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