大阪の恐喝事件で逮捕 少年審判に強い弁護士 

2015-09-09

大阪の恐喝事件で逮捕 少年審判に強い弁護士 

少年Aくんは、恐喝事件の容疑者として大阪府警都島警察署に逮捕されました。
同級生4人と共謀し、男子高校生(17歳)から現金5万円を恐喝したそうです。
Aくんは、「自分は後ろで見ていただけ」と話しています。
(フィクションです)

~少年審判とは~

少年事件では、原則として少年審判が開かれます。
加害少年の更生を図る為、成人の刑事事件とは異なる手続がとられているのです。

少年審判には、以下のような特徴があります。
1つは、非公開で行われるという点です。
このような形になっているのは、
・少年の社会復帰を円滑にさせる
・少年のプライバシーにかかわる問題を適切に審理する
ためです。

もう1つの特徴は、裁判所が主導権を持って実施するということです(職権主義的審問構造)。
当事者である検察官と弁護士(被告人)が中心になって進められる刑事裁判とは、大きく異なります。
ですから、家庭裁判所の裁判官は、あらかじめ家裁調査官の調査結果や捜査記録などに目を通して審判に臨みます。
このような形にすることで弾力的な審理を可能にし、少年の更生につなげようとしているのです。

もっとも、職権主義的審問構造には、デメリットもあります。
それは、少年審判が始まってから弁護士が活動を始めても、あまり効果がないという点です。
刑事裁判であれば、逆転無罪ということもありえますが、少年審判で裁判官の結論を覆すことは、難しいかもしれません。
少年事件弁護士を付けるのであれば、少年審判よりも前に出来るだけ早く付けなければなりません。

あいち刑事事件総合法律事務所は、恐喝事件に関する法律相談もお待ちしております。
弁護士の献身的な活動が少年の更生を助けることも多々あります。
まずはお気軽にご相談下さい。
弊所では、土日祝日も24時間、無料法律相談の受付が可能です。
(大阪府警都島警察署 初回接見費用:35500円)

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