【逮捕】神戸市の少年による傷害致死事件 逆送事件でも弁護士に相談

2016-04-22

【逮捕】神戸市の少年による傷害致死事件 逆送事件でも弁護士に相談

17歳無職の少年Xは、不良仲間2名とともにカツアゲをしようと、神戸市中央区内にあるゲームセンター内で、14歳の少年Vに対し、声をかけた。
その際、Vに手持ちの金銭がなかったことや反抗されたことに腹を立て、仲間とともに殴る蹴るなどの暴行を加えた。
Xらから暴行を受け倒れこんだVは、頭を打ち病院に緊急搬送されたが脳挫傷で死亡してしまった。
Xら少年は、通報を受けた兵庫県警生田警察署の警察官によって、傷害致死罪の容疑で現行犯逮捕された。
兵庫県警生田警察署から知らせを受けた母親は、目の前が真っ暗となり、藁にもすがる思いで弁護士に相談しようと少年事件に詳しい弁護士事務所に相談に訪れた。
(フィクションです。)

20歳未満の少年事件の場合、原則としてすべての事件が家庭裁判所へ送致されます。
しかし、一定の重大な犯罪に該当する事件の場合には、家庭裁判所が検察官に対して事件を送致する旨の決定をすることがあります。
これを逆送と呼びます。

逆送には、2つの場合があります。
一つは、刑事処分を相当とする場合と、もう一つは年齢超過を理由とする場合です。
刑事処分を相当とする場合というのは、送致を受けた家庭裁判所が少年に保護処分ではなく、成人と同じく刑事処分を与えるべきだと判断した場合をいいます。

要件は、
①死刑、懲役又は禁錮に当たる罪であること
②①の罪を犯した少年であること
③罪質及び情状に照らして刑事処分を相当とみとめるときであること
です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、逆送を防ぐための付添人活動を各手続きの段階できめ細かい対応を致します。
傷害致死事件で子供が逮捕されたとしても、当事務所の弁護士がお役に立てるはずです。
(兵庫県警生田警察署までの初回接見費用:34,700円)

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