【少年事件】教師を殴り傷害罪で逮捕 直方市で示談なら専門の弁護士

2017-11-25

【少年事件】教師を殴り傷害罪で逮捕 直方市で示談なら専門の弁護士

福岡県直方市の学校へ通うA(15歳)は、普段から学校での問題行動も多く、教師の指導に従わないことも多かった。
ある日、Aは担任教師に髪型を注意されたために、感情的になり教室を出ていこうとしたところ、担任教師に肩を掴まれて止められたため激高し、担任教師を殴り怪我を負わせた。
Aは福岡県直方警察署傷害罪の容疑で逮捕され、その後勾留された。
Aの家族は担当教師と示談することで解決できないか、少年事件の経験が豊富な弁護士に相談に行った。
(フィクションです。)

~少年事件と示談(成人事件との違い)~

本件では、Aが担当教師に対し怪我を負わせており、「生理的機能を障害した」といえ傷害罪(刑法204条)に該当します。

Aの家族は、Aの処分が何とか軽く済まないかと思い、担当教師との示談を望んでいます。
Aは15歳であり、法律的に「少年」であることから、本件は少年事件に当たります。
では、成人事件と少年事件における示談には何か違いがあるのでしょうか。

成人事件では、被害者との示談が成立した場合、起訴猶予などの不起訴処分になる可能性があります。
しかし、少年事件においては、原則的に全件家裁送致主義がとられており、被害者との示談が成立したとしても、家庭裁判所に送致されてしまいます。
ですから、少年事件においては成人事件と違い示談が成立したからといって、不起訴処分のような処分となるわけではありません。

しかし、少年事件において示談の成立が無意味であるということではありません。
被害弁償等による被害者への適切な対応は、少年自身が事件へと向き合い、事件を更生の機会と捉えることを促す効果があります。
また、示談の成立が保護処分の判断(成人事件における判決に相当)に際して影響を与える可能性もあるのです。

このような示談活動を効果的に行うことができるのが少年事件専門の弁護士です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件専門の法律事務所として、少年事件を多数扱っています。
ご子息が逮捕・勾留されたご家族の方は、フリーダイヤル(0120-631-881)まで気軽にお問い合わせください。
福岡県直方警察署までの初回接見費:41,400円

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