精神疾患を持つ少年の犯罪 名古屋市の少年事件で逮捕に弁護士
精神疾患を持つ少年の犯罪 名古屋市の少年事件で逮捕に弁護士
Aくんの行動パターンは、それまでにも不可解な点がいくつもありました。
しかし、事件当日まで犯罪に至ることはなく、人を傷つけるようなこともありませんでした。
Aくんの母親は、Aくんが傷害事件を起こして愛知県昭和警察署に逮捕されたことがいまだに信じられません。
接見禁止となっているため、Aくんと接見し、話をすることもできない今、不安が募るばかりです。
(フィクションです)
~精神疾患の存在と少年~
少年が犯罪に手を染めるのには、何らかの原因があります。
その原因は、少年の精神疾患にあるケースもあります。
例えば、以下のような事情が見られる場合は、注意が必要です。
・動機が一般理解しがたい
・「幻覚」「幻聴」の被害を訴える
・言葉の選択が独特
・特定の事項にこだわりが非常に強い
・非行事実の前後で行動の一貫性がない
などです。
ただし、精神疾患があるから犯罪を起こす、ということでは、もちろんありません。
少年事件では、発展途上にある少年が精神的に未熟であることに注意しながら接することが大切だと言われます。
しかし、犯罪の原因が少年の精神疾患にあるような場合は、それだけでは足りません。
もし必要ならば、精神科医などの専門家にも協力を求めて、事件の原因を探っていかなければなりません。
弁護士の活動は、依頼者の状況に合わせて千差万別です。
また同じ状況でも弁護士によって取り組む活動が異なることがあります。
ある少年事件で最善の対応を提案できるか、それは、弁護士の能力や経験によります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、少年事件を専門とする弁護士があなたの相談をお待ちしています。
ある日突然発生した少年事件の原因が、精神疾患にある時は、弁護士を通じてその旨の主張をしていきましょう。
精神疾患に苦しむ少年に的外れな処分を与えても、何の解決にもなりません。
(愛知県昭和警察署の初回接見費用:3万6200円)