京都府木津川市の少年事件 火遊びのつもりが放火罪で逮捕 弁護士が少年院回避

2018-12-12

京都府木津川市の少年事件 火遊びのつもりが放火罪で逮捕 弁護士が少年院回避

Aさん(14歳)は、両親から毎日のように「勉強しろ」と言われることにストレスを感じ、ストレス解消のために火遊びをしていました。
ある日、Aさんが京都府木津川市内の公園の茂みに興味本位で火をつけたところ、その火が大きく燃え広がり、約3メートル四方が焼ける事態となりました。
これにより周辺はちょっとした騒ぎになり、Aさんは京都府木津警察署建造物等以外放火罪の疑いで逮捕されました。
Aさんの両親から事件を依頼された弁護士は、少年院回避を目指して付添人活動を行うことにしました。
(上記事例はフィクションです)

【火遊びでも放火罪に】

子どもがやる遊びは様々ですが、中でも火遊びは放火罪につながる非常に危険なものです。
所詮火遊びだからと軽く見ていると、少年およびその周囲にとって深刻な事態に陥りかねません。

放火罪にはいくつか種類がありますが、火遊びの際に成立しやすいのは建造物等以外放火罪だと考えられます。
建造物等以外放火罪は、建造物等(建物、船、炭坑など)以外を放火した場合に成立する可能性のある罪です。
単に放火するだけでなく、それによって公共の危険(周辺に存在する人や物への危険)が発生した場合に限って、建造物等以外放火罪が成立します。

【少年院回避を目指す付添人活動】

少年院送致は、少年審判の結果行われる保護処分の一つです。
少年院送致も少年の更生に奉仕する措置ではありますが、少年院への収容が不可避であることから、少年院が不相応と感じたらより軽い処分を目指したいものです。

もし少年院回避を目指すなら、少年院送致を行わずとも少年の更生が可能なことをきちんと主張する必要があります。
上記事例でいうと、たとえば家庭環境に改善の余地があることなどが挙げられるでしょう。
具体的な主張内容は少年の性格などに大きく左右されるため、自身のお子さんのケースではどうか少年事件に精通した弁護士に聞いてみるのが適切です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、少年事件専門の弁護士が、少年の更生に必要な事情を的確に炙り出して少年院回避を目指します。
火遊びをして放火罪の疑いで逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回接見をご検討ください。
(京都府木津警察署 初回接見費用:38,900円)

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