神戸市の商標法違反事件で逮捕 少年事件を専門とする弁護士

2016-05-09

神戸市の商標法違反事件で逮捕 少年事件を専門とする弁護士

愛知県名古屋市に住むAさん(17歳)は、安価なアクセサリーにブランド品のロゴを付けた物をインターネットで販売していました。
ただ、そのブランド品は偽物であり、有名ブランドのロゴをつけてブランド品として見せかけていたに過ぎません。
兵庫県県警尼崎南警察署は、偽ブランド品を10点近く買ってしまったという被害届を受け、Aさんを商標法違反の罪で逮捕しました。
警察官が、Aさんの自宅を捜索したところ、類似商標を付していた偽ブランド品204点が見つかりました。
Aさんは今回の件を反省し、二度と偽ブランド品を販売しないと述べています。
(フィクションです)

【商標法違反事件】

偽ブランド品の売買は、商標法違反として取り締まりを受ける可能性が高いです。
商法違反事件の中には、10代の少年少女が加害者になっているケースもあります。
商標法上、禁止されている行為は例えば、以下のようなものがあります。
・ブランドやメーカーのロゴなどを勝手に使ったり、コピー商品や偽ブランド品を製造・販売・所持したりすること
・偽ブランド品を輸出または輸入すること
・商標保護対象でないのに、他人の商標を虚偽で表示したりすること

ですから、上記例のように、有名ブランドのロゴを付してブランド品に見せかけて売ることは商標権侵害として禁止行為にあたります。
法定刑は、10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金、又はこれらの併科となります。
ただロゴを付けて売っただけだと思われるかもしれませんが、その行為は明らかな犯罪行為です。

事件発覚から時間が経過すれば証拠隠滅される恐れもありますから、加害者が少年少女であっても逮捕される可能性があります。
商標法違反事件では、弁護士を通じて以下のような事情を裁判官へ主張していきます。
・売買の相手方や被害会社と示談が締結できている
・犯行が悪質でなかった
・偽物販売を二度とできない状況になった
などです。

神戸市の商標法違反事件少年事件専門弁護士事務所をお探しの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
少年事件では、逮捕されてしまった少年少女と弁護士の信頼関係が最終的な処分の行方を左右する可能性が高いです。
少年事件での弁護士選びは、ぜひ信頼できる専門弁護士にお任せください。
(兵庫県警尼崎南警察署 初回接見費用:3万7200円)

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