(事例紹介)バイクで信号無視などを繰り返した5人の少年が検挙
(事例紹介)バイクで信号無視などを繰り返した5人の少年が検挙
今回は、バイクに乗って信号無視を繰り返す、車線をはみ出すなどの運転をした疑いで、5人の少年が検挙された事件につき、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説いたします。
・ケース
バイクに乗って信号無視を繰り返すなどの危険な運転をしたなどとして、少年ら5人が検挙されました。
警視庁によりますと、16歳から18歳の少年ら5人はことし2月、東京・足立区で4台のバイクに乗り、信号無視や車線をはみ出すといった危険な運転を繰り返したなどの疑いが持たれています。
5人はSNSで知り合い、近くのガソリンスタンドにほかの仲間と20人ほどで集まっていて、通報を受け駆けつけた警察官から逃げる際に犯行に及んだとみられています。
調べに対し、5人はいずれも容疑を認め、「警察に呼び止められると面倒なので逃げた」などと供述しているということです。
(livedoorNEWS 6月15日『「警察に呼び止められると面倒で逃げた」バイクで“危険運転”か 少年ら5人検挙 足立区』より引用)
・5人の少年らはこれからどうなるのか?
少年らの身体拘束の有無は不明ですが(通常、被疑者が逮捕された事件報道においては「逮捕」と記載されます)、逮捕されずに在宅で捜査されているのであれば、後日、検察、家庭裁判所に送致され、審判が開かれれば、必要に応じて保護処分を受けることになるでしょう。
もっとも、少年らがバイクに乗って信号無視等を繰り返してまで逃走を図った点については、不審な行動として厳しく追及される可能性があります。
捜査機関は、「警察に知られるとまずいことがあるから逃げたのではないか」と疑い、取り調べを行うことが予想されるからです。
さらに、日常からこのような運転を行う集団に属し、家庭環境やその他の素行にも問題があると判断されれば、家庭裁判所から少年院送致などの重い処分を言い渡される可能性も生じてきます。
少年事件を有利に解決するためには、少年事件に関する専門的な知識を有する弁護士のサポートが重要となります。
まずは少年事件に詳しい弁護士の法律相談を受け、今後の弁護活動についてアドバイスを受けることをおすすめします。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
少年事件に関してお悩みの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。