兵庫県の電車内で逮捕された少年 冤罪防止策を教える弁護士

2016-05-13

兵庫県の電車内で逮捕された少年 冤罪防止策を教える弁護士

この春から大学生になったAくん(18歳)は、初めての電車通学をしていました。
慣れない満員電車ゆられ、やっと大学の最寄り駅についたと思ったら、1人の女性から声をかけられました。
電車内で痴漢をした疑いをかけられたのです。
Aくんの必死の弁解もむなしく、すぐに駆け付けた駅員に事務室まで連れていかれました。
このままでは、兵庫県警垂水警察署逮捕されるのも時間の問題です。
(フィクションです)

~痴漢冤罪事件~

痴漢冤罪というと、多くの方はサラリーマン男性などが被疑者となっているケースを思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、電車内の痴漢事件でよく適用される各都道府県の迷惑防止条例は、加害者として女性・男性の区別をしていません。
また成人・未成年の区別もしていません。
そのため、場合によっては、女性が加害者となったり、上記の事例のように未成年の方が加害者となってしまうこともありうるのです。
未成年の方が痴漢事件の加害者と間違われた場合は、少年事件として処理される痴漢冤罪ということになります。

~痴漢冤罪の防止策~

今年も4月から早1か月、GWも空けました。
新たな環境に移り、初めての電車通学・電車通勤という方は、ぜひ電車内での痴漢冤罪対策の重要性を認識していただきたいと思います。
痴漢の疑いをかけられた場合、それを晴らすのは、想像以上に大変です。
やむなく疑いをかけられてしまった場合は、弁護士に相談してください。
しかし、そのようなトラブルには、巻き込まれないに越したことはありません。
「話せば無実をわかってもらえる」というのは、案外通用しない思い込みです。
「電車の中では吊革を両手で持っています」「女性の周りにはなるべく立たないようにします」という習慣は、意外と重要な習慣だと思います。

あいち刑事事件総合法律事務所は、痴漢冤罪事件でお困りの方の弁護活動も承っております。
電車内での痴漢冤罪は、目撃者がいる可能性も十分考えられます。
ただし、目撃者の記憶は、時間とともに薄れていきますし、時間が経てば目撃者を見つけることすら難しくなってしまいます。
未来ある大学生を守るためにも、少年事件を専門とする弁護士をお探しの場合は、早期の対応をお勧めいたします。
(兵庫県警垂水警察署の初回接見費用:3万7800円)

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