(名古屋市北区)虞犯少年は少年事件に強い弁護士に相談!

2017-12-09

(名古屋市北区)虞犯少年は少年事件に強い弁護士に相談!

名古屋市北区に住む18歳の男子少年であるAは、地元の暴走族に所属しており、その仲間たちと深夜遊んでいたところ、仲間の1人が、通行人であるVとトラブルになり怪我を負わせてしまった。
Aは、その場に居合わせたことから、Vに対する傷害事件の共犯者として、愛知県北警察署逮捕されてしまった。
Aは否認の態度を続けていたところ、担当の検察官は、Aを、傷害事件については証拠不十分であるが、虞犯少年であるとして家庭裁判所に送致した。
(フィクションです。)

~虞犯少年?~

虞犯少年とは、少年法所定の一定の事由(虞犯事由)があり、その性格又は環境に照らして、将来、罪を犯し、又は刑罰法令に触れる行為をするおそれのある少年のことをいいます。
この「一定の事由」とは、
・保護者の正当な監督に服しない性癖のあること
・正当な理由がなく家庭に寄り付かないこと
・犯罪性のある人もしくは不道徳な人と交際し、またはいかがわしい場所に出入りすること
・自己又は他人の徳性を害する行為をする性癖のあること
をいいます。

今回、Aは傷害の少年事件として捜査されたところ、その傷害事件については嫌疑不十分となったものの、所定の要件を満たすとして、虞犯少年としての手続きに付されることになりました。
虞犯は犯罪ではなく、成人であれば処罰対象にはならない行為です。
虞犯は、犯罪行為の前段階とも評価できる行為であるため、一見すれば処分も軽く済み、弁護士による援助が不要とも思えます。
しかし、虞犯少年の観護措置等の施設収容処分の比率は極めて高く、いったん立件されてしまえば高確率で施設収容処分が下されてしまいます。
ですので、弁護士を付け、その要保護性を解消するための十分な活動を行う必要があります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、刑事事件・少年事件専門の弁護士です。
虞犯少年の手続きは、まさに少年事件独特の手続きですから、虞犯事件にお困りの方は、少年事件に強い弊所の弁護士までご相談ください。
愛知県北警察署への初回接見費用:3万6,000円

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