岐阜の詐欺事件で逮捕 少年事件の付添人活動に精通している弁護士
岐阜の詐欺事件で逮捕 少年事件の付添人活動に精通している弁護士
岐阜県岐阜市内に住む高校生A(17歳)は、友人Bから銀行口座を作成して口座を売ってくれと言われました。
Aは何らかの犯罪に使われているのではないかと思いましたが、Aは未成年でも作れる銀行で口座を作成し、その口座をBに売りました。
後に、Bがオレオレ詐欺のグループの一員で、Aの作成口座がオレオレ詐欺に利用されていたことが判明し、Aは岐阜県岐阜北警察署に任意同行を求められました。
逮捕されるのではないかと不安に思ったAは、少年事件に強い弁護士事務所の弁護士に付添人になってもらえるよう相談へ行きました。
(フィクションです)
【銀行口座を作成し譲渡した場合】
上記Aさんのように、犯罪行為に使われることを把握しながらも、口座を作成し、他人に譲渡した場合、犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯収法)違反となります。
法定刑は、1年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金です。
また、不正に使われることを把握していたにもかかわらず、また、他人に譲渡する意図を秘した状態で銀行口座を作成した場合、詐欺罪も成立する可能性があります。
法定刑は、10年以下の懲役です。
口座を作るのは比較簡単にできますし、譲渡も簡単にできるので、安易な気持ちで行ってしまいがちですが、犯収法違反や詐欺罪に当たる犯罪行為となってしまいます。
【付添人活動】
上記のような犯罪を犯してしまい、逮捕などされた場合、数日後に家庭裁判所へ送致されます。
少年から依頼を受けた場合には、その後は、弁護士は弁護人としてではなく、付添人として活動することになります。
付添人活動としては、審判までの対応が主になってきます。
被害者対応はもちろんのこと、家庭裁判所調査官や裁判官と綿密に話合いをしたり、少年の学校関係者と話合い、少年を取り巻く環境を変えていく行動など活動範囲は多岐にわたります。
岐阜の詐欺事件で逮捕されるか不安な方、付添人活動を依頼したいとお考えの方は、少年事件に強い弁護士がいる弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(岐阜県岐阜北警察署 初回接見費用4万3500円)