神戸市の少年事件で逮捕 調査官と付添人の違いを説明する弁護士
神戸市の少年事件で逮捕 調査官と付添人の違いを説明する弁護士
神戸市西区在住のA君(未成年)は、同区内の飲食店で食い逃げをしてしまいました。
店主の通報により、A君は詐欺罪の容疑で兵庫県警神戸西警察署に逮捕されてしまいました。
A君の両親は、とりあえず少年事件に強い弁護士に初回接見を依頼しました。
しかし、「少年事件には調査官がいるから弁護士は不要」と思っているようです。
(フィクションです)
~調査官と付添人~
なぜ食い逃げが詐欺罪になるのか、と疑問の方もいるかもしれません。
しかし、今回はその問題は置いておくことにしましょう(後日のブログで取り上げます)。
さて、今回は調査官と付添人(弁護士)についてです。
少年事件が発生すると、少年が逮捕された後、観護措置を経て少年審判に向けての調査が始まります。
そこで登場するのが調査官です。
「家庭裁判所調査官」という公務員です。
『家栽の人』というマンガでも取り上げられている職業です。
調査官は非行少年やその保護者を調査し、動機や成育歴、生活環境等を調査します。
今後の環境調整のためのケースワーク活動をすることもあります。
生活環境等を調べ、ケースワーク活動もするという点では、弁護士の付添人活動と重複する点もあるでしょう。
そう考えると、わざわざ弁護士に依頼する必要がないと思うかもしれません。
しかし、調査官はあくまで家庭裁判所の職員です。
要するに、処分を決める側の立場なのです。
また、調査官は多忙であるため、個々の事件に踏み込んだケースワーク活動ができないことも多いです。
だからこそ、少年の側に立ち、少年の将来をも見据えた活動ができる弁護士が必要なのです。
少年の側に立った活動ができるのは弁護士だけです。
少年事件を得意とする弁護士に依頼することが、解決への近道なのです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は少年事件、刑事事件専門の弁護士事務所です。
少年事件を多く担当し、それぞれの少年に寄り添った活動が可能です。
少年事件でお困りの方は、是非弊所までご相談ください。
初回相談は無料ですし、無料相談を踏まえて依頼するか決めてください。
初回接見サービスもございます。
(兵庫県警神戸西警察署 初回接見費用:3万7400円)