奈良県奈良市の万引き事件で逮捕 年齢切迫の少年を示談の弁護士
奈良県奈良市の万引き事件で逮捕 年齢切迫の少年を示談の弁護士
Aさんは、奈良県奈良市に住む19歳の大学生です。
ある日、Aさんは日頃のストレスが溜まり、コンビニでお菓子を万引きしてしまいました。
警備員がそれを発見し、Aさんは奈良県奈良警察署の警察官に、窃盗の容疑で事情を聴かれることになりました。
(※この事例はフィクションです。)
・万引き(窃盗罪)について
万引きは窃盗罪にあたる行為の1つです。
窃盗罪を犯すと、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処される可能性があります。
・年齢切迫の少年と刑事事件について
通常、未成年=少年の起こした事件は少年事件とされ、一般の成人が刑事事件を起こした場合とは異なる流れで進んでいきます。
例えば、成人の刑事事件であれば、逮捕等をされた後に取調べを受け、検察官に送致され、検察官が起訴・不起訴を決定し、起訴されれば裁判を受け、有罪か無罪かを決定し、有罪であれば刑罰が言い渡されます。
しかし、少年事件の場合は、検察官に事件が送致された後、必ず家庭裁判所に事件が送致され、家庭裁判所調査官による調査が行われることとなります。
そして、その調査の結果などをもとに、審判が開かれ、少年院送致や保護観察といった、少年の処分が決定します。
すなわち、少年事件の場合、原則としては、起訴・不起訴、有罪・無罪といった、刑事事件の流れを外れることになります。
ただし、「少年」とは、前述のとおり、未成年者をさしています。
少年事件の一連の流れの途中、審判が開かれる前に少年が成人してしまった場合、その元少年は検察官に送致(いわゆる逆送)されて、一般の刑事事件と同じ流れに乗ることになります。
ですから、上記の事例のように、19歳の少年、特に誕生日が数か月後に迫っているといった年齢切迫の少年の場合は、早期に示談を行い、事件を終結させることが求められます。
被害者の方への謝罪や示談交渉などの対応も、スピードをもって行っていく必要があります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士は、数多くの刑事事件や少年事件を取り扱っております。
年齢切迫の少年事件や、万引き事件は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(奈良県警奈良警察署までの初回接見費用:4万100円)