神戸市で少年審判 被害者傍聴制度と弁護士

2016-11-12

神戸市で少年審判 被害者傍聴制度と弁護士

Aくんは、傷害事件の主犯格として少年審判を受けることになりました。
原則、少年審判は、非公開とされています。
しかし、今回は、被害者の申し出があったため少年審判の傍聴が認められることとなりました。
なお、Aくんには、現在、付添人となる弁護士がついています。
(フィクションです)

~少年審判の非公開~

少年審判は、原則として非公開です。
審判を受ける少年のプライバシーを守るためです。
しかし、平成20年12月15日から少年事件の被害者の方などのために少年審判を公開する制度が認められるようになりました。
また、少年審判の傍聴とは別に、被害者やその遺族が審判状況について説明を受けることができる制度も新設されました。

こうした制度の対象となるのは、少年が故意に起こした犯罪や交通事件などです。
例えば、殺人事件や傷害事件、過失運転致傷事件などが挙げられます。
ただし、少年が事件当時12歳に満たなかったという場合、被害者らの傍聴は認められません。

あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件も専門とする弁護士事務所です。
少年審判だけでなく、それ以前から少年の更生をサポートすることができます。
傷害事件などを起こしてしまったお子様に対して何をしてあげればいいかわからないという方もぜひ弊所にご相談ください。
弊所の弁護士が、豊富な経験とノウハウを生かし、問題の解決へ導きます。
(兵庫県警長田警察署の初回接見費用:3万5200円)

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