【解決事例】窃盗・暴行事件で観護措置回避・不処分獲得

2022-06-08

【解決事例】窃盗・暴行事件で観護措置回避・不処分獲得

~事例~

千葉市緑区に住むAさん(17歳)は、友人らと一緒に万引きをしてしまい、その万引き行為を目撃した警備員Vさんに追いかけられた際、警備員Vさんに捕まりました。
Aさんは警備員Vさんを振りほどこうとして肘をVさんに当ててしまうなどしました。
最終的にAさんは、友人らとともに千葉県千葉南警察署に逮捕されてしまいました。
Aさんには勾留がつき、逮捕後も警察署で身体拘束されている状態でしたが、Aさんのご両親は、警察からも国選弁護人からも事件について詳しい話が聞けず、不安に感じていました。
そこでAさんのご両親は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の初回接見サービスを利用し、Aさんの起こした事件やその見通しなどについて詳しく知ることにしました。
(※守秘義務の関係で一部事実と異なる表記をしています。)

~弁護活動と結果~

少年事件では、捜査段階で行われる逮捕・勾留といった身体拘束の他に、家庭裁判所に事件が送致されてから行われる観護措置という身体拘束を伴う処分も存在します。
特に、Aさんのように、捜査段階で逮捕・勾留されている場合には、そのまま観護措置を取られ、身体拘束期間が長引いてしまうということが多いです。
観護措置となれば通常4週間は鑑別所に収容されることとなり、そうなればAさんは学校へ戻ることもできなくなってしまう可能性がありました。

弁護士は、Aさん自身の反省を促すだけでなく、Aさんのご両親とも話し合いを重ね、今後のAさんの監督体制について見直してもらうこととしました。
また、Aさんの通う学校とも協議を重ね、学校がAさんをただちに退学とするのではなく、Aさんの復学を支援してくれる状況であることを確認しました。
こうした事情を弁護士から家庭裁判所に訴え、観護措置を取らないことを求めたところ、弁護士の主張が認められ、Aさんは観護措置をとられずに釈放されることとなりました。

その後、Aさんがなぜ今回のような事件を起こすに至ったのかということを、Aさん自身やご家族で真剣に向き合い、Aさんはご家族の協力のもと、通院や投薬なども行い、今後非行をしないための対策を行いました。
弁護士は、Aさんのご両親と学校、通院先の病院と連携してAさんの指導を行い、Aさんは生活態度を改めるとともに、節々で事件の振り返りや反省をするとともに、進路を決め、その目標に向かって課題に取り組み続けました。

家庭裁判所の審判では、こうしたAさんと周囲の方の取り組みが認められ、Aさんは不処分となりました。

観護措置という身体拘束や家庭裁判所の調査・審判など、少年事件特有の手続はたくさんあります。
一般に周知されていないことも多くあると考えられますので、少年事件にお困りの際は弁護士に相談してみることをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、少年事件についてのご相談も受け付けています。
まずはお気軽にご相談ください。

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