(事例紹介)家族から窃盗事件が発覚し逮捕された事例

2022-12-28

(事例紹介)家族から窃盗事件が発覚し逮捕された事例

~事例~

ホームセンターの売場から電源ケーブルを盗んだとして11月14日から17日までに、17歳の男子高校生を含む10代の男ら4人が逮捕されました。
(略)
警察によりますと、友人の間柄である4人は共謀し11月9日午後1時過ぎ、苫小牧市内のホームセンターの売場から「VVFケーブル」と呼ばれる電気用のケーブルを盗んだ疑いが持たれています。
(略)
事件は目撃者からの通報で発覚し、警察が捜査をしていました。
11月14日になり無職の男の親から「息子がケーブルを盗んでいるんじゃないか」との通報があり発覚。
男が関与を認めたためこの日、警察が男を逮捕しました。
(後略)
(※2022年11月18日10:33FNNプライムオンライン配信記事より引用)

~刑事事件・少年事件の発覚経緯~

今回取り上げた事例では、少年を含む男性ら4人が、窃盗罪の容疑で逮捕されたと報道されています。
そして、その窃盗事件の容疑者として男性らが逮捕された経緯は、1人の男性の家族が通報し、そこから捜査の手が伸びたということのようです。
この事例のように、刑事事件少年事件では、家族の通報や警察への相談などにより、事件が表面化したり容疑者が特定されたりすることもあります。
特に、家族間での喧嘩から暴行事件や傷害事件に発展したケースや、家族が違法薬物を使用している様子があり心配されたケースなどは、家族からの通報によって事件自体が発覚するといったこともあるようです。

刑事事件少年事件の発覚経緯としては、こうした家族からの通報以外にも、第三者の通報によって発覚することも少なくありません。
例えば、窃盗事件で被害を受けた店が通報を行ったり、痴漢事件の被害者が警察に届け出たりといったことが考えられます。
今回の事例でも、窃盗事件自体が発覚して捜査されるきっかけとなったのは、窃盗事件の目撃者からの通報であると報道されています。

加えて、職務質問や補導など、警察官の活動がきっかけとなって刑事事件少年事件となることもあります。
特に少年事件の場合には、深夜徘徊などから職務質問・補導を受け、そこから別件が発覚するというケースも見られます。

他にも、犯行現場を目撃されてそのまま現行犯逮捕されて刑事事件少年事件として立件されることもありますし、全く別の事件の捜査から別件が発覚して捜査の手が伸びるということもあります。

このようにして、刑事事件少年事件が発覚する経緯は様々ですが、いずれの場合にしても逮捕・勾留によって身体拘束を受けながら捜査されるリスクは出てきますし、事件として立件された場合にすぐに適切な対応の仕方を知っておくべきであるということに違いはありません。
まずは相談だけであっても、今後の手続の流れや対応について、弁護士の話を聞いておくことをおすすめします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件だけでなく、少年事件についてのご相談・ご依頼も数多く承っています。
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