名古屋市の傷害事件で逮捕 起訴強制に対処する弁護士
名古屋市の傷害事件で逮捕 起訴強制に対処する弁護士
名古屋市瑞穂区の路上で、50代のホームレスの男性が殴られて怪我を負った事件で愛知県警瑞穂警察署は傷害罪の疑いで同区の19歳無職少年Aさんを現行犯逮捕しました。
目撃者の通報により現場に警察官が駆け付けて逮捕にいたったそうです。
愛知県警瑞穂警察署から逮捕を知らされたAさんの母は、少年事件に強いと評判のいい弁護士事務所に初回接見を依頼しました。
(フィクションです。)
~起訴強制とは~
家庭裁判所が刑事処分相当もしくは原則逆送規定により検察官に送致(逆送)した場合、
少年法では、逆送を受けた検察官は、公訴を提起するに足りる犯罪の嫌疑があると思料するときは、公訴を提起しなければならない、とされています。
これを「起訴強制」といいます。
ただし、以下の場合は、強制起訴とならず、家庭裁判所に再送致されることとなります。
(1)送致を受けた事件の一部について、公訴を提起する犯罪の嫌疑がないとき
(2)犯罪の情状等に影響を及ぼすべき新たな事情を発見したため、訴追を相当でないと思料するとき
(3)送致後の状況により、訴追を相当でないと思料するとき
なお、年齢超過による逆送の場合、起訴強制はありません。
しかし、起訴強制が原則でも、上記の3つに例外に当てはまる場合は起訴されないため、諦めてはいけません。
少年の弁護士は、上記の例外に当てはまることを主張するため
具体的には、犯罪の嫌疑がないあるいは不十分な場合は不起訴処分を
それ以外の場合、示談交渉や被害弁償獲得のための活動、少年の内省を深める活動、少年を取り巻く環境を調整する活動を行うことでして、再度の家庭裁判所送致や略式請求で罰金になることを目指して活動します。
お子様が傷害事件を起こしてお困りの方は、少年事件専門のあいち刑事事件総合法律事務所までお電話下さい。
お子さんが逮捕・勾留されている場合は、弁護士を警察署に派遣する初回接見サービスをご利用ください。
(愛知県警瑞穂警察署 初回接見費用36200円)