岐阜県の強姦事件 逆送後の流れをよく知る弁護士

2015-10-29

岐阜県の強姦事件 逆送後の流れをよく知る弁護士

岐阜県羽島市在住の18歳の公立大学生のAさんは、合コンの機会に仲が良くなった女性と、合コン後に性交渉を行ったところ、後日、その女性から強姦罪で刑事告訴されてしまいました。
Aさんを逮捕した岐阜県警羽島警察署によると、Aさんはその女性に対して、性交渉の際に少し無理強いしたことを認めたそうです。
Aさんの両親は、少しでも軽い処分・処罰になるために、少年事件に強いと評判のいい弁護士初回接見を依頼しました。
(フィクションです)

~逆送後、成人の刑事事件の手続きと異なる点①~

刑事事件相当による逆送と原則逆送規定による逆送の場合は、基本的には成人の刑事事件と同様の手続きになりますが、成人とは異なる特則規定が設けられています。
特則規定が定められている弁護人選任について見てみましょう。

成人を被疑者・被告人とする刑事事件では、弁護士は、「弁護人」と呼ばれます。
これに対して、少年事件では、家庭裁判所に送致されるまでは、弁護士は「弁護人」として活動します。
そして家庭裁判所に送致された後は「付添人」と呼ばれる立場で、少年の更生を助けるために活動することになります。

ところで事件が検察官に逆送されると、成人の刑事事件で警察が検察官に事件を送致した段階と同様に、起訴前の捜査段階に戻ることとなります。
起訴前の捜査段階に戻るため、少年の弁護士は「付添人」と「弁護人」のどちらになるかという疑問が生じると思います。

少年または保護者が選任した弁護士である付添人、つまり私選付添人であった場合で、刑事処分相当による逆送と原則逆送規定による逆送になった場合は、逆送された後は少年の弁護士は「弁護人」とみなされることになります。
一方、年齢超過で逆送された場合は、法律上当然に「弁護人」とみなされることはありません。

より詳しいことは、少年事件専門の弁護士にご相談下さい。

お子様が強姦事件を起こしてお困りの方は、少年事件が専門のあいち刑事事件総合法律事務所までお電話下さい。
お子さんが逮捕勾留されている場合は、弁護士を警察署に派遣する初回接見サービスをご利用ください。
(岐阜県警岐阜羽島警察署 初回接見費用39400円)

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