大阪の痴漢事件(条例違反)で現行犯逮捕 少年事件に強い弁護士

2016-09-30

大阪の痴漢事件(条例違反)で現行犯逮捕 少年事件に強い弁護士

大阪府大阪市天王寺区内に住む高校生のA(17歳)は、通勤途中の電車内で、目の前の女子高生の臀部を触ってしまいました(痴漢行為)。
それを見ていた周りの男性らが「何をしているんだ」とAの腕を取り上げ、現行犯逮捕しました。
その後、Aは、通報を受けた大阪府天王寺警察署の警察官に連れて行かれました。
Aの両親は、少年事件に強い弁護士事務所の弁護士に相談へ行きました。
(フィクションです)

痴漢行為条例違反)】
上記例のA君のように、通勤途中の電車内で、女性の臀部を触るような行為(痴漢行為)は、各都道府県の定める迷惑防止条例違反となります。
法定刑は、大阪府迷惑防止条例違反の場合、六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金です。
なお、常習的にそのような行為を行っていた場合には、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金となります。

現行犯逮捕
通常、逮捕をする場合には、逮捕状が必要となりますが、例外的に逮捕状無く逮捕できる場合があります。
それが、上記例のような現行犯逮捕の時です。
現行犯逮捕とは、「現に罪を行い、又は現に罪を行い終わった者」(刑訴212条1項)に対する逮捕のことをいいます。
例えば、上記例のように、自分の目の前で犯罪(痴漢行為)が行われた場合などは、相手を逮捕することができます。

少年事件で逮捕された場合、上記刑罰が即座に科されるというわけではありません。
少年事件の場合、事件が家庭裁判所に送致され、そこで審判が開かれます。
そこで、事案の軽重、周りの環境の整備、本人の反省等総合的に判断し、不処分とするのか、児童養護施設送致とするのか、保護観察とするのか、逆送して検察官に起訴してもらうのか等が判断されます。

大阪の痴漢事件(条例違反)で、現行犯逮捕されてお困りの方は、少年事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
大阪府天王寺警察署 初回接見費用:3万5800円)

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