兵庫の常習的な万引き事件で逮捕 少年審判での弁護士の活動

2016-04-20

兵庫の常習的な万引き事件で逮捕 少年審判での弁護士の活動

兵庫県西宮市内の中学校に通う15歳の少年Aは、日ごろからコンビニスーパーなどで万引きを繰り返していた。
ある日、とうとう兵庫県警西宮警察署逮捕されてしまい、その後、家庭裁判所での調査を経て少年審判となった。
少年Aの両親の依頼を受けた少年事件に詳しい弁護士は、少年審判に至るまで少年Aの付添人として、更生に向けてサポートしており、ついに審判期日を迎えることとなった。
(フィクションです。)

~少年審判における付添人活動~

少年事件の場合も、捜査段階では、警察や検察が事実を調査しますが、その後は事件が家庭裁判所へと移されます。
家庭裁判所へ事件が移された後は、家庭裁判所調査官による調査を経て、裁判官による少年審判が開かれることになります。
家庭裁判所へと事件が送致された事件において弁護士が選任される場合、その弁護士のことを付添人と言います。
なお、成人事件では、被疑者・被告人を弁護する弁護士のことを弁護人と言います。

家庭裁判所で行われる少年審判は、通常、裁判官と書記官、家裁調査官のほか、少年本に及び保護者、付添人が出席します。
審判における弁護士の付添人としての活動として、例えば、少年への圧迫にならない場合には、積極的に裁定合議を求めるといった活動が考えられます。
裁判官が3人同席する裁定合議制をとった方が、より慎重な事実の認定や処遇の選択が採られるというメリットがあるからです。
また、実際の少年審判では、弁護士である付添人からの質問を工夫し、少年の緊張をほぐしたり、少年に有利に働く事情を引き出してあげたりすることもできます。
その他にも、審判調書の内容に誤りがある場合には、記載の正確性について異議を申し立てる等、付添人による審判での対応や役割は重要です。

あいち刑事事件総合法律事務所では、少年事件にお困りの方のお力となるべく、審判での対応にも長けた弁護士が在籍しておりますので、安心してご依頼・ご相談ください。
また大切なお子様が万引き事件逮捕されてしまったという最悪の事態でも、弊所であれば弁護士を即日警察署へ派遣することができます(初回接見サービス)。
(兵庫県警西宮警察署までの初回接見費用:36,300円)

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