【福岡の弁護士】少年事件における弁護人・付添人の役割とは?

2018-02-15

【福岡の弁護士】少年事件における弁護人・付添人の役割とは?

ある日、福岡県筑紫野市の中学校に通うAが、教室から同級生Vらの財布を盗み出したことから、Aの両親が学校に呼び出されました。
学校の先生の話によれば、Vらの両親のうち何人かは福岡県筑紫野警察署に被害届を提出しているとのこと。
これを聞いたAの両親は、すぐにAを連れて少年事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所まで相談に訪れました。
(このストーリーはフィクションです。)

~少年事件と弁護人・付添人の役割~

今回のケースでは被害届を提出され、Aは今後窃盗事件として警察の捜査を受けることとなり、最悪の場合逮捕される可能性もあります。
少年事件手続では処分が決まるまでの身体拘束が通常の刑事事件に比べ、長期に渡ることも稀ではありません。
弁護士は、捜査段階では弁護人として、家庭裁判所送致後は付添人として活動を行います。
では、少年事件における弁護人付添人の役割とはどのようなものなのでしょうか。

まず、少年は法的な知識に乏しく、精神的にも未成熟な部分が多い存在といえます。
そのため、捜査機関の誘導に乗りやすく、また、精神的な抑圧により恐怖や不安などから捜査機関の言うことに迎合してしまいかねません。
弁護士はこれを理解した上で、少年の権利を擁護し、少年が主体的に手続に参加できるようにするため、少年と親身になって会話を繰り返すことで、少しずつ信頼関係を積み上げ、少年の味方である弁護人であることを理解してもらう必要があります。

また、少年事件は、全ての事件が家庭裁判所に送致され、家庭裁判所の審理の対象となります。
そのため、弁護士付添人として裁判所での適切な事実認定を得ることを念頭に置き、少年を取り巻く環境を調査し、再度の非行を防止するための方策を練る必要があります。

以上の通り、少年事件においては、少年との信頼関係を築き上げ、いかに再非行の防止に努められるかが勝負になります。
子供の起こした事件について、ご家族の方から「どうすればいいのか分からない」といったお声も多く耳にします。
福岡県筑紫野市の窃盗事件をはじめ、少年事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にまずはお電話ください。
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