愛知県豊田市の少年事件で逮捕 付添人たる弁護士の環境調整

2016-10-15

愛知県豊田市の少年事件で逮捕 付添人たる弁護士の環境調整

愛知県豊田市に住む高校生A君(16歳)は、夜遊びが多く、A君の親も放任していました。
実は、A君は、友人と夜遊んでいる際、複数のコンビニで食料品や雑誌などを万引きしていました。
ある日、A君らは、コンビニ店主に現行犯逮捕され、そのまま、愛知県警豊田警察署の警察官に連れていかれました。
A君の両親は、少年事件に強い弁護士に相談へいき、弁護活動ならびに、付添人活動も依頼しました。
(フィクションです)

【少年事件における付添人】

少年事件を起こした場合、家庭裁判所に送致されるまでの段階は、通常の刑事事件と同様、依頼を受けた弁護士は弁護人活動を行います。
ただ、家庭裁判所へ送致された後は、弁護人ではなく、付添人として、付添人活動を行うことになります。
付添人として期待される役割の一つが、環境調整です。
環境調整とは、狭義では、保護者の関係の調整、就職先の開拓、帰住先の確保などの少年の社会復帰を円滑にするため、少年の周りの環境を整えることをいいます。
また、広義の意味合いでは、少年の内面への働きかけも含まれます。

少年事件において重要なのは、「要保護性」の解消です。
これは解消されれば、少年審判において、不処分や保護観察となりえますが、「要保護性」が解消されなければ、児童養護施設や、少年院送致の処分になる可能性が高まります。
ですから、付添人たる弁護士としては、学校や保護者などと幾度となく連絡を取り合い、少年が社会復帰できる外部的環境を構築していかなければなりません。
また、少年に対しても、課題や本などを与えたり、じっくり話あうことで「今回の件をなぜ起こしたのか、何が悪かったのか、どうすれば再犯しないようにできるのか」等を考えさせ、内面的な成長を促すことも付添人にとって重要です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は少年事件に特化しておりますので、数多くの付添人活動を経験してきました。
愛知県豊田市の少年事件で逮捕され、付添人を考えておらえる方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(愛知県警豊田警察署 初回接見費用:4万600円)

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